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女の子でいたくなかった過去の私

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こんにちばん!ましろつばさです!
昔、女の子であることが死ぬほど嫌だった私。
そんな私が現在、女性であることをどう思っているか?
というエッセイを書いていこうと思います。
良かったら最後まで読んでくれると嬉しいな。

今回わかるのはこんなこと!

  • 女の子であることが死ぬほど嫌だったわけ
  • 女性であることを受け入れたきっかけ
  • 今の私の女性性への考え方

こんな感じです。
ではいってみよう!

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昔からなぜか女の子であることが嫌いだった

女より力も強いから男には勝てない
男の子はそれだけでちやほやされる
小学生の頃くらいから、ずーっとそう思ってました。

理由はたぶん長女だったせいでしょう。
私には上に長男がいるんですが。
私が生まれた瞬間、女だと知った祖母はこういったと聞きます。
女の子は跡継ぎにもならないしいらないわ
いつ、誰に聞いたのかも覚えていないですけど、それがトラウマになっているのかもしれません。

今、精神障害のせいで過去の記憶がかなりの割合で欠如している私。
思い出したくない過去、思い出すと精神を保てなくなる過去は、綺麗に消去されています。
私の過去に意味はないのかもしれない…。
そう悩んだ時期もありましたが、今は記憶欠如しているという状況を受け止めています。

そんな記憶が所々欠落している私が、頑張って過去を思い出しながら今回はエッセイを綴りたいと思います。

ある事故が起きるまでは今の性格とは正反対だった

私は、小学校5年生のときに事故に遭っています。
ICUに3日間いて、医師から親に「命の覚悟はしておいてください」そう言われるほどの事故でした。
打ったのは頭。
それで記憶の欠如とかがあるのかな?

1ヶ月以上入院して退院してから帰ってきた学校は、異世界かと思うほど違ってみえました。
私に対してよそよそしいクラスメイト。
入院したのは9月だったのだけど、また新しく友達を作り直さなければなりませんでした。
そう、まるで新学期のような感じ。

それからです。
人に聞いていた外交的な性格だった私が、内向的な性格に変わりました。
外で遊ぶより、本を読むのが好きになったのです。
友達と遊んでいるより、1人で本を読んでいる方が楽しかった。
事故は、私の根底を覆すほどの影響を与えたのです。

私はこの事故があったことを別に嫌だったとは思っていません。
起こるべくして、起こった事故なんだと思っています。
家族には迷惑をかけたけど、今の私を創るきっかけになった事故だと思って受け止めています。

いじめが男の子への憧れを強くし始めた

中学校時代、いじめられていた私は強く思いました。

男の子はなんでもできる。
女子より力も強い。
行動力も、心も強い。

そう思うようになったんです。

生理が始まったのも女子であることが嫌になるきっかけでした。
毎月毎月、自分が無力な女であることを知らされる。
弱い、情けない存在なんだと、生理が来るたび嫌になる程感じていました。

世の中には男と女しかいない。
なら、私は力も存在も強い男に生まれたかった。
そうして、女である自分を全否定したのです。

服装もスカートなんて一着も持たず。
なるべく女らしくない服を好んで着ました。
女に見られたくなかった
女である自分が本当に嫌だったのです

そんな風に考えていた、私の現在

女性性をきっぱり否定し続けてきていた私の現在ですが。
今は、女性であることを満喫しています。

きっかけはなんだったのだろう?と考えてみると、クリスチャンになったことがきっかけの一つかも。
ありのままの自分でいいんだ。
そう思えるようになったことが、きっかけです。

クリスチャンになってからも、しばらくは化粧すらしませんでした。
すっぴんでいることが、私のポリシーでした。
まだまだ完全に女性性を否定し続けていたのです。
でも今は、ワンピースを着ることが好きだし、メイクも面倒だけど好き

よくクリスチャンになってから劇的に変わった!
という方がいるけれど、私はゆーっくり変わっていったのかな。
カウンセリングを7年受け続けたり、自問自答して悩んだり
本当に変わったと思えるようになったのは、ここ1年ぐらいからだと思います。
たぶん、一番大きなきっかけはピアスを開けたことかな。

私にとってピアスを開けることは、親や、家族、しがらみからの精神的解放だったんだと思う。
それぐらい、意義のある行動でした。

私は私の道を進んでいい

そう思えるようになってからは、自分の女性性も否定しなくなりました。
ここまでかかるのに、40年…。
幼少期にトラウマを植え付けられたり
成人になってからの自己否定の被害に遭うと自分を見つけ出せにくくなります。

でも、どうか知って欲しい。
あなたは、あなた。
ありのままのあなたが、一番美しいんです

それを知って欲しくて、今回このエッセイを書きました。
私はいろいろあって40年かかったけれど。
どうか同じように悩んでいる方に届いて欲しい。

あなたはあなたで美しい』と。

ABOUT ME
ましろ つばさ
40歳オーバーしてるのにおひとりさまで自由に生きてます。メンタルサバイバーの私が、どうやって生きてきたか、どうやって生きていくかを考えながら記事を書いてます。